贈与税と相続税/さいたま相続サポートセンター(埼玉県志木市/板橋区)

贈与税と相続税

　相続税は事前の対策によって、大幅な節税が可能な税のひとつで、特に、生前贈与をもちいる方法は、代表的な手法の一つです。しかし、贈与税は基礎控除額が相続税よりも低く、同じ金額の場合は贈与税の方が税率が高くなります。そのため、正しい知識を基に生前贈与を利用しないと、その効果を十分に利用できなかったり、損をしてしまう可能性があります。

　まず、前提として、原則的に相続開始3年以内の贈与は相続財産と見なされ、相続税が課されることを知っておく必要があります。そのため、事前のうちから計画的に生前贈与を進めていく必要があります。

　ただし、ここで一つ落とし穴があります。長い期間にわたって一定程度の金額を定期的に贈与した場合、「定期金の贈与」とみなされて、一括で贈与税の課税対象となり、毎年の基礎控除枠の110万円が利用できないことがあります。そのため、毎年時期や金額を変動させて贈与したり、贈与しない年を作るなどの対策をすると、安心でしょう。

　さいたま相続サポートセンターでは、志木市、板橋区、朝霞市、新座市、和光市、ふじみ野市などを中心に、埼玉県、東京都にて、贈与税の計算や申告、夫婦での贈与、株式に関する贈与などについて承っております。お気軽にご相談ください。